「一般財団法人 全国福祉輸送サービス協会」は、平成10年10月7日に当時の運輸大臣により設立が許可されました。
私どもは、車いす専用車、寝台車及び車いす寝台兼用車のいわゆる福祉輸送車両で事業を営む事業者による団体として、昭和52年11月に全国身体障害者専用輸送車連絡協議会を発足させました。その後、名称を全国福祉乗用自動車協会に、そしてさらに福祉バス事業者も含めた福祉輸送の全国的組織に発展させて全国福祉輸送サービス協会に改め、平成10年に一般財団法人化しました。この間、一貫して福祉輸送の質を高め、利用者の利便性の向上に努めてきたところです。
また、新たな事業として、平成23年からユニバーサルドライバー研修の講師を養成するとともに、同研修のテキストを作成するなど、お客様に安全・安心な輸送サービスを提供するためのタクシードライバーの研修をサポートしています。
いま、わが国の65歳以上の高齢者人口は、総人口の約29%を占めておりますが、今後急速な高齢化の進展により、2040年には人口の35%の3,900万人以上が65歳以上の高齢者(3人に1人)になると予測されております。
また、障がい者差別解消法が2016年(2024年改正)が施行され、障害をお持ちの方については、健常者と同様の生活が営めるようにという考えに基づき、自立と社会参加の養成が高まっております。
このような背景から、高齢者や障がい者等の移動制約者の交通手段を確保することが社会的に大きな課題となっており、交通バリアフリー法に基づく目標の達成を含めた取り組みが必要です。
このように福祉輸送サービス事業の重要性はますます高まるものと考えております。
私どもに課せられてこれらの社会的使命を果たしていくため、福祉輸送の継続的発展及び利用者の利便性の向上を図り、もって社会公共の福祉に寄与するとともに、公共交通機関としても国民生活の向上に貢献してまいります。
今後ともよろしくご支援、ご協力のほどお願いいたします。
全国福祉輸送サービス協会
会長:川村 泰利